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昔々の健康食」忍者兵糧丸
薬草や穀物などの本草学的な知識をフルに活用して生み出されたのが、忍者が用いた丸薬で、これを兵糧丸と呼んだ。
陣中に用いる兵糧を小さく球状に固めた携行食。現代の宇宙食みたいなものだ。武士も陣中の非常食として腰にぶら下げて出陣する場合があった。
当時の記録によれば、直径5、6センチの丸薬を1日に2、3丸用いれば、空腹にならず敵と戦っても体力は少しも低下しなかった。『甲州流秘書』という兵法書に出てくる忍術兵糧丸の作り方は次のようなものだ。
「寒ざらしの米粉、そば粉、カツオ節、ウナギの干物、梅干しの肉、赤松の皮。以上を混ぜ合わせて直径5分(約1・6センチ)ほどの丸薬にして蒸し、干して固める。これを1日に2、3粒ずつ用いれば7、8日から10日位までは飯も欲しくならず」
1日に2、3丸はオーバーにしても、米粉やそば粉からカロリーがとれるし、カツオ節やウナギには直感力や予知能力、記憶力などを高める上で不可欠なドコサヘキサエン酸(DHA)という活脳成分が含まれる。五感を磨き上げ、さらに第六感パワーを向上させるために必要な成分は梅干しやウナギ、そば粉、松の皮などに多い。忍者のすばらしい知恵である。
(食文化史研究家・永山久夫)
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忍者食の食法
忍者サプリメントを作りましょう。すりゴマ(黒)、きな粉、モチ米粉、そば粉、粉末カツオ節などを日本酒でよく練り丸薬にして蒸す。ハチミツを加えると忍者ケーキだ。さァ、兵糧丸を食べて現代の忍者に。時代を変えるぞーッ。
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