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「インキン・タムシ」けっこう身近な感染ルート
ジメジメ季節になると騒ぎ出すのが水虫。ところが“お仲間”のタムシや、インキンは近年の清潔志向で減少中とはいうが、まだまだキケンは潜んでいるようで…。
そもそも水虫やタムシなどの原因菌である白癬菌(はくせんきん)には、いろいろな種類が存在する。柔道選手やレスリング選手に多いタムシの原因・トリコフィートン・トンズランス。猫から感染しやすいのはミクロスポルム・カニス。いずれも、足の水虫菌とは異なる白癬菌だ。
だが、ごく普通のサラリーマンがタムシ(体部白癬)やインキン(股部白癬)に罹る場合、自らの水虫(足白癬)を放置していることが大きな要因になる。
「日本人の“水虫保菌者”は多く、国民の約20%ともいわれている。この水虫菌は全身の皮膚表面に広がる可能性がある。タオルなど日常使うものを介して、あるいは手に感染し(手の水虫)、その手から広がることもあります。水虫菌が手に移ったときには、まず、片手だけに症状が出るのも特徴。それを放置しないこと」と埼玉県済生会川口総合病院皮膚科の加藤卓朗部長。
通常、水虫菌が皮膚についても、石鹸で洗ってきちんと乾燥すれば、感染を防ぐことができる。ところが皮膚が弱っていると感染しやすくなるほか、高齢者や病気で抵抗力が落ちていると感染する可能性が高い。
また、「一般の市販薬にも含まれるステロイド剤は、皮膚の抵抗力を落とす。“かぶれ”と勘違いして、そうした薬を塗ると、かえって症状をひどくしてしまうことがある」(加藤部長)というから注意したい。
タムシやインキンの治療には外用の抗真菌薬を使用。「2週間程度で治る」(同)という。
自己対処で患部が良くならないようならば、早めに専門医のいる医療機関へ受診を。
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☆こんな人はインキン・タムシの危険度大!
□水虫を持っている
□汗をよくかく
□お風呂嫌い。あるいは、多忙などの理由で毎日入浴できない
□治りにくいしっしんがある
□市販薬を塗っても、しっしんが良くならない

