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ネットリ、うま~な「カンタンだしっ」
■魚柄仁之助・世は満腹じゃ
昆布とかのだしではないのです。福島や山形方面で食べられておる漬物の事なんですな。だしではなく、だしっと発音する。所によっては「だすぃっ」とも言う、何ともムズカシイ名前なのだが、作り方はスコブル簡単なのでした。
生で食べられる野菜をひたすら小さくみじん切りにして塩を加えるだけなの。きゅうり、茄子、みょうが、オクラ、小葱などをトコトン小さく切って瓶に詰める。仮に400ccくらいの瓶一杯とすると、そこに茶匙1~1・5杯の食塩を加えてよくかきまぜ、丸一日おいておくと全体がネットリしてくるんですな。
こいつを冷奴にのっけたり、あつういごはんにのっけて食べると、夏場でも食欲倍増するのであります。
今日は佐賀から「古伊万里 前(さき)純米吟醸瓶燗原酒」(古伊万里酒造 0955・23・2516)が届いたんで、冷奴にだしっをのっけておつまみにしておるのです。この「さき」という酒、佐賀の東一(あずまいち)を思わせるようなしっかり熟成させたものですぞ。旨味バツグン、クリーミーだが嫌なヒネたにおいはしない。それゆえ、おつまみをバクバク食べながら…というよりは、塩味だけのだしっと淡白な冷奴くらいがいいんですねー。
前に福島の人に聞いたんですが、古漬けや余った漬物をこまかく切って作るというのも有るんですと。又、塩の代わりに味噌や酢を使うという人もおりました。
うちでは水で戻すとネバネバになる細切り昆布やめひびなどの海藻を加えております。暑い夏には梅干やしその葉もおススメですな。
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