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友川カズキ「競輪三昧(ざんまい)」第34回
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滝沢正光が引退を表明し、何日間か過ぎた。
SPEEDチャンネルで、「ありがとう滝沢正光」という番組を見た。
エンディングあたりで、キャスターの井上茂徳氏が滝沢の顔を見ながら「傷だらけだね」と言うと「ハイ、闘ってきましたから」といった言葉が、忘れられない。
思うに、競走スタイルというか、人格といえばいいのだろうか、「熱い走り」をする選手が、あまりにも少ない、と思えるのが残念でならない。
いま現在は、村上義弘(京都)、とポンと名前が出て来ても、あとは続かない有様である。
ゴール前、インコースに差さって来るレースばっかり、ここのところ見せられている気がする。
あれは漁夫の利であり、苦肉の策であり、戦いではない。
審議の有無も競輪場によってバラバラで、もうすぐ始まる前橋(寬仁親王牌)など、誰が勝つかよりも、誰がインコースを狙っているか、も予想に入れなければならない。
さて、今夜の四日市ナイターS級決勝。
3分戦で前を任された3人、2吉川、7田中、6浦山の3人が共に調子が良く激戦が予想されるが、ここへ来てスカッとしたレースを続けている吉川を本命に推す。
後ろは地元の1萩原と4佐々木の競りだが、マーク型でない分、佐々木が有利と見た。
徹底先行の浦山さえ叩いてしまえば、あとは相手は田中だけである。
吉川から、佐々木、田中、3番手の8斉藤、田中だけはウラも必要。
準決ハコサンの9横田は切る。 (歌手・画家、友川カズキ)

