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『傷だらけの天使 魔都に天使のハンマーを』 矢作俊彦著
あまりにも有名なテレビ「傷だらけの天使」のオープニングシーン。ビルの屋上にあるペントハウスで目を覚ました萩原健一(木暮修)は、アイマスク代わりのゴーグルを外すと、牛乳をゴクり、トマトをまる齧り、コンビーフをガブっ…。カッコ良かったなぁ。
あれから30年余。修はなんとホームレスに身を落としている。テレビのラストで死なしてしまった弟分のアキラ(水谷豊がやっていた)のことをずっと引きずったまま…。そこへ「事件」が起こる。昔の仕事仲間のニオイを感じ取った修は、かつてのシマ・新宿へと向かう。そこでは修を利用した、とんでもない悪だくみが行われようとしていた。綾部のばあさんや辰巳(岸田今日子、岸田森の従姉弟がやっていた。ともに故人)も健在。やっぱり懐かしい。 (講談社・1785円)
