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友川カズキ「競輪三昧(ざんまい)」第36回


 それにしても先日の寬仁親王牌決勝、穴党ファンにとっては、何のドラマもないレース、平凡な結果に終わってしまった。
 優勝を狙うには一瞬の判断しかない、と敢えて位置を決めずに臨んだ小橋手島の気持ちは少しは判る気もするが、それもこれも普段から平原の仕掛けが遅く、その後ろからじゃ妙味がなさすぎる、という判断であろう。

 その平原が、2人が何かやってくれるだろう、とハナッから他人頼みとも思われる後方待機とは、呆れてしまった。
 敢闘精神欠如、根性なしにも程がある。
FⅡの負け戦ならいざ知らず、見たくもないものを見せられてしまった気持ちは、爆発寸前である。

 小倉FⅠの昨夜のS級準決の方が、よっぽど白熱したレースをしていた。
2日間逃げ切りの7菅原の行きっぷりの良さ、3の少々荒々しいが気持ちを前面に出したレースっぷり。
当然この2人が今夜のS級決勝も車券の中心である。
 4分戦で、逃げるのは8竹田か菅原で、2渡辺は、菅原が逃げた時は番手、竹田が逃げた場合はそのラインから、と読む。
 横も出来る湊も、渡辺と似たような戦法で優勝を狙いに来るはずだが、捲りも強烈なだけに勝機は十分である。
 アタマは菅原か湊、そのウラオモテに、2着3着は4山根、5鈴木、6細川

 前橋の悪夢を、このレースと車券で一刻も早く払拭したい。   (歌手・画家、友川カズキ

投稿日: 2008年07月10日

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