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「昔々の健康食」美人の味噌つゆ-和泉式部の才能と美貌生む
和食の最もシンプルな献立は「一汁一菜」。ご飯に汁物が付き、おかずも一品という意味である。
ここでの「一汁」は、普通はみそ汁のこと。
みそ汁の呼び方は土地によってまちまちで、「みそ汁」が一般的であるが、「おつけ」になったり、「おみおつけ」「おつゆ」になったりする。「みそつゆ」ともいい、この用例は古く、すでに平安時代には使われていたようだ。
恋多き情熱の歌人として有名な平安時代中期の和泉式部が『和泉式部集』の中に次のような作品を残している。
花にあへば みぞつゆばかり 惜しからぬ あかで春にも かはりにしかば
「みぞつゆ」はみそつゆのことと解釈されており、簡単にいうと「あなたのようにすてきなお方のためなら、私が大事にしている味醤(みそ)=現在のみそ=をあげても、少しも惜しくはありませんわ」というほどの意味だ。
煮豆と塩、麹などで発酵させ、熟成させたもので、調味料やおかずとして極めて珍重されていた。ご飯に添えて食べていたようで、大豆アミノ酸や乳酸菌、酵母菌、それに消化酵素などが多く、彼女の才能や美貌(びぼう)を生み出す宝物のような貴重品だったのではないだろうか。
(食文化史研究家・永山久夫)
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即席みそスープの作り方
どんぶりに生みそ、カツオ節、刻みネギを入れて熱湯を注ぐだけ。すばらしく味のよいスタミナ強化スープができあがる。疲れたときにもいいけれども、夏かぜのひき始めにもってこいだ。頭脳力をパワーアップするのに役立つレシチンもたっぷり。
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