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開発者自ら実証!? 必札開運グ~ッズ

必札開運 値上げラッシュでわれわれの生活は暗くなりがち。だが、気分だけでもリッチになると、金回りも良くなる…。そのお手本になりそうな人がいる。ゼロから会社を立ち上げ、今や自社ビルを所有、新たな事業展開までしているという。一体何がどうなったのか―。

 まずはごらんいただこう。1万円札あふれるなか、破顔一笑の御仁…コレ全部、巷で大人気のお札グッズだが、そのブームの火付け役でもあるアミューズメント用商品の企画・販売会社「ユナイテッドジェイズ」(大阪府)の武藤臣社長(30)だ。

 武藤社長はオーストラリアの高校・大学を卒業し、帰国後アミューズメント関連企業で営業マンとして活躍。その手腕が認められて、出資企業が現れ、2003年に起業した。「初めはうまくいきませんでした。レストランを出して失敗したり、アミューズメント商品のアイデアを他社に盗まれたり…」(武藤社長)

 だが、同社社員ら約10人で知恵を絞り、“1万円札”のメモ帳を企画。取引先に画像を流すと、翌日には注文が殺到し、注文書が分厚い束になった。04年にはゲームセンターの景品として認知され、「皆さん、ぬいぐるみなどに飽きていたのでしょう。お客さんが長蛇の列に」とブレーク。

 さらに東急ハンズなどでも販売(598円)され、人気は加速。「こうした商品の売れ行きは、せいぜい月200個程度ですが、1カ月1000個以上を保ち続けています。話のネタに買われる人が多い」(東急ハンズ新宿店)という根強い人気で、累計100万冊を突破している。

 メモ帳で勢いづいた武藤社長は、1000万円札が動くラジコンカー(2980円・現在在庫切れ)、1万円札のハリセン(598円)、トイレットペーパー(598円)、バスタオル(1980円)などを次々発売し、いずれもバカ売れ。大手メーカーも、お札グッズ市場に参入するブームとなった。

 お札グッズ以外にゲーセン用景品グッズの売り上げも伸び、業績は大幅アップ。今年からは自社ビルによる不動産業、K―1のホイス・グレーシー選手のマネジメントなどエンターテインメント事業にも参入。一方で、姉で歌手の松田陽子さんが行う国連難民機関のボランティアをサポートするなど、「お金グッズのおかげで、お金の使い方も学びました」という武藤社長。

 お札グッズで、行き詰まる日本経済に対抗―。あなたもまずは気分から…ネ。
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 ■他にもザクザク
 お札グッズはバンダイからも発売され、大人気だ。1万円札が浮かぶバスタブで入浴…そんな夢のようなシーンを堪能できるのが、お札風紙状あわ入浴剤「バブリーバブルバス」(10枚入り250円)。

 「企画会議で、お風呂に1万円札を浮かべた雑誌の開運グッズ広告を見たのが、きっかけ」(バンダイ)と今年2月に発売し、すでに70万個を出荷したという。

 さらに5月には「あぶらとり紙 拭沢油吉(ふくざわゆきち)」(20枚入り315円)も発売。1万円札で顔を拭くお大尽気分に浸れ、「口と財布は締めるが得」といったお金にまつわる格言も学べる。こちらも年内販売予定の50万個をすでに出荷済みの好評ぶりだ。

投稿日: 2008年07月17日

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