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「WELLCOM」に聞く 企業がトキメク女性像
景気後退局面を迎え、企業環境は深刻だ。業績アップのためにはやはり人材。中小企業を中心に男女を問わず、人材紹介の需要が高まっている。こうしたなかで、企業はどんな女性を求めているか―。女性専門の人材派遣・紹介事業「美職[Bishoku]」を展開するWELLCOM(本社・東京)に聞いた。
今年3月に本格スタートした「美職」(http://www.bishokustyle.jp)はモデル、キャビンアテンダント(CA)経験者を中心に派遣・紹介する異色の事業で一般女性も含めて20―30代の約400人が登録。派遣は少なく、正社員となる人材紹介が8割を占めている。その陰には、徹底したスキルアップのためのバックアップ態勢がある。
「業種によって求められるスキルは変わってきますが、大まかにはマナー、IT(パソコン)、英語。これらの研修を登録者には無料で行い、有料では秘書検定や日商簿記3級の講座もあります」と同社クリエイティブプランニング部の蓑手晶子部長。
元モデル、キャビンアテンダントのキャリアにスキルがつけば“鬼に金棒”ということか。契約業種はIT、不動産などで、職種では受付、秘書、広報のほか「採用後、契約率が1・2倍になった」のお礼もあった営業同行要員や、男性社員の出勤率アップ、「ソフトにハッパをかけられる」営業事務などの要請も。
では、そんな効果も期待できる、企業が求める女性の条件とは何か。
蓑手部長によれば、登録女性との顔合わせ(面接)で企業が見るポイントは、相手の目を見て話せるか▽たどたどしくてもいいから質問の内容を理解して的確に答えられるか▽服装、礼儀はしっかりしているか▽笑顔、覇気があるか▽幼稚っぽくないか―。
「業界への興味や、気が利くなどコミュニケーション能力も必要です。いずれも常識ですが、実際、なぜ(顔合わせに)来たかと聞かれ、(登録)会社から言われたから、と答えるような人もいますので…」
また、企業には3年でやめる若者など、離職率の高さが課題だけに「何より、今求められるのは会社への忠誠心、帰属意識。離職率を下げることがコストダウンにもつながるので、多少無理をしてでも帰属意識の強い人材を確保したいと考えている企業さんも多いようです」(蓑手部長)
なるほど。見回せば気が利かない、帰属意識のない子ばかりで…という人は、一考が必要かも。

