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「今日は何の日」1969年8月27日「男はつらいよ」第1作封切り
寅さん映画の第1作、「男はつらいよ」(マドンナ、光本幸子)が封切られたのは1969(昭和44)年8月27日だった。
以来、全48作。国民にこれほど愛された映画はないだろう。その第1作が上映されて間もなく夕刊フジは当時としては珍しいアフリカ行きを目前に控えた渥美清さんに「ぴいぷる」欄でインタビューしている。
《「私は性格的にはペシ、ペシ(アフリカ語で急いでの意味)なんですがね、人生はポレ、ポレ(ゆっくり)に限りますなあ。私にはアフリカが似合うんですよ。ふだんの毎日の生活って、何かこう追いつめられている感じでしょ」》
《「あそこには九百ぐらい種族がいるらしいが、人間っておもしろいやねぇ。ことばが通じなくても、ちゃあんと感じのいい人のところへ行く。やっぱり肌で感じるものがあるんだね…」。はじめての土地で、たくさんの部族民たちに取り囲まれたとき自分がとった行動がそうだった。
そしてこの実感、「無言にして与える好感」を渥美清は、人生で一番尊いものと思っている》
丈夫で長持ちがキャッチフレーズだった寅さん、いや渥美さんの、これが人気の源だったか? 今年は、その渥美さんの十三回忌にあたる。

