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「今日は何の日」1975年8月28日 興人、戦後最大の倒産

 1975(昭和50)年8月28日、興人(従業員3800人)が東京地裁に会社更生法適用の手続きをとった。負債総額は本社だけで1500億円、関連会社を含めると2000億円以上にのぼり、戦後最大の倒産だった。
 地価が暴騰していた72年から73年にかけ、京阪神、首都圏、名古屋で土地を買いあさり、その後の日本経済のマイナス成長とともに経営危機に陥った。

 《多角経営化というトップの決断が悪かったのか、列島改造をうたったあの角さんに踊らされたのか》と夕刊フジ。

 “再建の神様”といわれた早川種三氏が管財人となり、89年に再建を完了した。早川氏は、全従業員に経営破綻の原因を分析させ、「中間管理職が経営陣に意見をいえないまま、経営陣の暴走を許した」と結論づけている。

 また「私の履歴書」(日本経済新聞)では《企業に乗り込むときは、できるだけ単身で行く。手駒を大勢引き連れていけば、いたずらに警戒感を募らせ、反発を招くだけ》《倒産でうちひしがれている人々の中へ素手で飛び込み、苦楽を共にしてこそ活路が開ける》とある。

投稿日: 2008年08月28日

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