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「今日は何の日」1994年8月29日舞の海が小結昇格

 1994(平成6)年8月29日、大相撲秋場所の新番付が発表され、前頭4枚目だった舞の海(出羽海部屋)が新小結に昇格した。
 体重98・9キロの舞の海は78年(名古屋場所)の千代の富士以来、16年ぶりの“100キロ未満三役”。
 当日の夕刊フジの見出しは「舞の海“小”結」と「小」を強調した。

 当時、横綱は曙。大関・若ノ花、貴ノ花、武蔵丸らがいて、幕内には285キロの小錦と巨漢ぞろい。それだけに舞の海の小兵ぶりが際立った。

 日大相撲部出身。山形県の高校教師に内定していたが、周囲の反対を押し切って相撲界に入った。
 身長が170センチに足りず、頭にシリコンを埋めて新弟子検査に合格。「猫だまし」「八艘跳び」など、「ワザのデパート」といわれた舞の海の華麗な取り口はファンの目を楽しませ、心をつかんだ。

 幕内在位36場所。幕内成績、241勝287敗。通算5度の技能賞を受賞し、99年11月引退。

 その後、NHKの相撲中継では、独自の理論、取材、データに基づいて、さわやかでわかりやすい解説を行っており、不祥事続きの相撲界の一服の清涼剤になっている。

投稿日: 2008年08月29日

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