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「元気のヒミツ」占い師浅野八郎さん―楽天的が幸運呼ぶ
占い界の第一人者。手相、生年月日などの手がかりに加え、心理学の見地から多数の人を占ってきた。先月77歳になったばかりだが、今も元気に活動中だ。ご自身の行く末はどうなのか…。
■脳梗塞で倒れ
「実は3年前に、脳血栓で倒れたんです。幸い言葉を忘れることもなく、かえって元気になりましたよ」
のっけから、重大なことを告白された。目の前の浅野さんは、確かに言葉がつかえることもなく、元気そうに見える。
「昔から病気はちょこちょこあるんです。具合が悪くなってもすぐによくなる。それくらいがちょうどいい」
何ともおおからかなことをおっしゃる。しかし、「占ってもらいたい」と浅野さんを訪れる人の多くは、自分の人生に悩みや不安を抱える。そういう話を聞くだけでも、ストレスになるのでないか。
「私のモットーは、『何でもやる』『楽天的に考える』『マイナス思考をしない』ということ。子供のころから好奇心が強く、兄弟は役人や医者になってカタくてまじめなのが多かったんですが、自分は逆に行った。友人、知人を見てもまじめな人はくよくよして早死にしちゃうんですよ」
■昨年は安倍内閣崩壊を的中
これまでに約350冊の本を書き、多数の講演をこなしてきた。3年前に倒れたのも、「働き過ぎだったんですね」という。
「人に会うのが楽しくて、呼ばれれば、どこにでも行きます。こうしてやってきたのは、“人間の面白さ”への興味に尽きます。占いは、心理学だけでは分からないことが分かる」
占いである以上、当てなければいけないが、一昨年暮れには、「安倍内閣はダメかもしれない」と見ていたのが的中した。
「ええ。でもズバリ言い過ぎちゃいけないんですよ。多くの人の手相を見てきたのですが、手相はウソをつかないんですね。でも、私は誰にでも“救い”があるということを必ず言います。この仕事は“夢を売ること”だと思っていますし、占いにある暗いイメージも変えたいと思い続けていますから」
今、浅野さんが力を入れているのはユダヤの神秘的運命学がルーツの「カバラ占い」。
「生年月日からその人が持つ数字を割り出すのですが、歴史もありハリウッドセレブの中にもハマっている人は多いんですよ」
■幸せにつながる占い
酒はワイン、和菓子が好物だが、「食べ過ぎないようにしています。たばこは大嫌いで事務所も禁煙。日に1時間程度の散歩をし、医師の弟が時々調子を見てくれるのが助かっていますね」と話す。
さて、ご自身の運命は?
「いや、自分のことは占えない、外れるもんですよ。ただどんな占いも、幸せにつながらないものはない。それだけは言えます」
聞く人に安心を与えるのも、占いの大きな効用か。
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あさの・はちろう
1931年、名古屋市生まれ。早稲田大学文学部で心理学を学び、同大大学院をへてフランスに留学。以後、人間心理学とパーソナリティーの研究を続ける。日本占術協会会長。携帯3サイトで「浅野八郎★カバラ数秘術」を配信中。

