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洞口依子“永遠の学園祭”を続ける人生
■洞口依子、おつかれさま
バンドやってた?
やってたよね
いつだっけ?
遠い昔のアノ頃だよ
バンド。
音楽が好きだったら一度はやってみたいと憧れ、経験することかもしれない。オヤジバンドが流行っていると噂も聞く。
この前ドラマロケでご一緒した俳優の村田雄浩さんは出演中のドラマ『渡る世間は鬼ばかり』でオヤジバンドを演じるシーンがあってこれが結構楽しい、と伺った。
楽しいはず。
だって、みんな職業があるにせよ、なんとなく年齢的に仕事にも家庭にも慣れてしまって、自分探しの時期にさしかかっているのがひとつの理由かもしれない、と私は分析。
今年は団塊世代が定年退職して、あの頃学生だった自分が自分探しをしていた矢先に吸い込まれるように社会へと入って行き、そして今、吐き出されるように街へ出てゆく団塊世代。そしてまた彼らの自分探しが始まるというわけだけど、そこで音楽好きならスーツを脱ぎカバンを楽器に持ち替えて「バンドやろうぜ!」と自分探しが始まる気分にもなることでしょうね。
私もこの歳になって初めてバンドという経験をしています。ウクレレユニット「パイティティ」では有象無象に人数が増殖し、大きなバンドサウンドとなってウクレレの音を厚く盛り上げてます。
大人の遊びはマジ本気で沖縄では国際通りを練り歩きライブ、渋谷の高級ホテルに隣接するジャズクラブで今年初の単独ライブもやってしまう。
リハーサルや舞台演出を練っているとコレは何かに似ている、と。
そう。学園祭のノリ。
永遠の学園祭を私はずっとやり続ける人生なのかもしれない、と思う今年の夏です。
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どうぐち・よりこ
女優。3年前にがんで子宮・卵巣を全摘出。闘病記「子宮会議」(小学館)は斬新な文章で話題に。ウクレレユニット「パイティティ」のメンバーとしても活躍中で、来月1日には東京・渋谷「JZ Brat」で1stアルバムの発売を記念したスペシャルライブを行う。
