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夏バテ撃退に"腸"子を整える
暑い日は、食欲も減退気味。食生活が乱れれば、便が腸の中にいる腸管通過時間も長くなり、腸疾患などの腸の機能障害につながる。疲労撃退の要は「腸」だ。
応用微生物学が専門の飯野久和・昭和女子大学大学院生活機構研究科教授は、こう説明する。
「そもそも便は、腸内の状態で色も形も変わってきます。便の約8割は水分で、残りの半分が食べ物の残りカス。残りの10%が腸内細菌です。しかし、ストレスや食事、加齢によって、腸内細菌散が悪化。悪玉菌による腐敗菌物が増え、老化の原因になったり、遺伝子の変異を引き起こしたりして、病気になるリスクが高まるのです」
具体的には、昔から「腸の消化にいい」といわれているヨーグルト。とくに、ビフィズス菌の一種「BE80菌入りのヨーグルトを食べると、腸に効果的」という。
また、生きた微生物が大腸に到達し、有益な働きをもたらす、乳酸菌やビフィズス菌などの「プロバイオティクス」(菌の総称)は、腸内細菌数の改善、排便リズム、便性改善、感染症の予防、抵抗力強化などの効果がある。
「ほとんどのヨーグルトは、腸内環境改善の作用があります。しかし、BE80菌をピックアップして、比較テストを行ったところ、BE80菌入りのヨーグルトを摂取した場合、ビフィズス菌が2・3倍に増加。悪玉菌の出現率も減少し、食物腸菅通過時間にも改善が見られたのです」
便が腸にいる時間は、通常の人なら、48時間以内。それ以上の便秘気味だった人ほど、排便リズムが良くなったという。
疲れがたまったなあ、と思ったらヨーグルトに注目してみてはいかが。
