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新作映画「コレラの時代の愛」
【こんな話】
19世紀末から20世紀初頭、内戦とコレラの蔓延に揺れるコロンビア。電報配達員のフロレンティーノ(ハビエル・バルデム)は、配達先の令嬢、フェルミーナ(ジョヴァンナ・メッツォジョルノ)に一目ボレし、熱烈な愛の手紙で彼女の心をつかむ。しかし、彼女の父は分不相応、と2人の仲を裂き、娘を有為の医師に嫁がせる。後年、事業家として成功したフロレンティーノは再び彼女の前に現れるが…。
【データ+ひとこと】
9日公開、本編2時間17分。コロンビアのノーベル賞作家、ガルシア・マルケスの同名小説が原作。
「ノーカントリー」で不気味な殺人鬼を演じ、オスカーに輝いたバルデムがまた違った一面を見せる。メガホンは、「ハリーポッターと炎のゴブレット」のマイク・ニューウェル監督。
◆映画評論家 北川れい子
★★★と半分
不滅の愛と性的欲望のたれ流し。それをきまじめに両立させて生きる主人公がズバ抜けて面白く、しかも憎めない。南米の風俗やロケもスリリング。
◆映画ライター 佐藤睦雄
★★★
老人のセックスや恋文というマルケス的主題を諧謔趣味で描いた野心は買うが、原作の敷居が高すぎたか。フェリーニやトリュフォーならもっと見せ場があったハズ。
◆本紙 谷内誠
★★★★
数十年の時をへた男女が再び愛し合うことができるのか…。後段、特殊メークで老人になった主人公とヒロインのセックスシーンは圧巻で必見!
