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ホンダ「アロンソ獲得」の現実味
ヘイキ・コバライネンが初優勝を飾ったハンガリーGPのパドックで話題となっていたのが「ホンダ、アロンソを獲得へ」というウワサ。アロンソ自身もホンダからのアプローチを否定していなかったので、来季の契約について何らかのオファーがあったことは事実なのだろう。
マクラーレンとの「ケンカ別れ」の末、古巣のルノーに戻ったアロンソ。だが、今季の成績を見れば、彼がルノーの現状に不満を持っていることは間違いない。
とはいえ、だからといって、アロンソが今のホンダに移籍する可能性はあるのか? 正直なところ、このウワサの現実味には疑問が残る。
マクラーレンを飛び出したアロンソの本心が「フェラーリ入り」にあることは周知の事実。2度のチャンピオンを経験した今、彼はシューマッハーと同じ道を歩むことを望んでいる。
今季、ルノーに戻ったのも、フェラーリ移籍が実現するまでの「腰掛け」的意味が強いといわれているのに、その彼が、ここで敢えてホンダに移籍する理由が、どう考えても見えてこないのだ。
もちろん、ロス・ブラウン体制の下、再スタートを期すホンダとすれば、アロンソのようなビッグネームが欲しいだろうし、「単年契約でも構わない」というハナシも聞こえてくる。だが、ホンダに今、必要なのは長期的なビジョンのはず。仮にアロンソを1年契約で手に入れたとしても、たった1年スタードライバーを抱えることが、果たして正しい判断なのだろうか?
他チームとの契約交渉のダシに使われたり、フェラーリ入り実現までの「待合室利用」に高額の契約金を払うのではちょっと情けない気がするのだが…。
(F1ジャーナリスト・川喜田研)
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トラックバック時間: 2008年08月20日 19:22
