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「温泉の底力」家族で心身リラックス(2)子供向けイベントも楽しめる大滝温泉 静岡・河津

温泉
大滝温泉天城荘
 お盆休みも、まもなく終盤。そろそろ夏の疲れが出始める頃でもある。まだ休みが取れていないお父さんでも、これから子供と一緒に家族で楽しめながら、疲れも落とせる温泉を探してみた。

 温泉コンサルタントの中澤克之氏が「体と心に優しい湯で、子供向けのイベントも楽しめる温泉」として勧めるのは、静岡県・河津温泉郷の「大滝(おおだる)温泉天城荘」。泉質は、アルカリ性単純泉。肌に優しい成分なので、子供にもきつくなく、病後の疲労回復や夏バテなどにいいらしい。5本の自家源泉から38―49度で湧出(ゆうしゅつ)する湯をそのまま加水せずに利用しているという。

 同荘に聞くと、「他にはない特徴は、庭園内の河津川沿いに、露天風呂が14カ所点在していて、散策をしながら、温泉巡りができることです。中でも、河津七滝のうち、もっとも大きい大滝の滝つぼの周りに露天風呂があるので、滝を見ながら湯につかれるのも醍醐味。25メートルの温泉プールがあるほか、お子様向けの水深の浅いプールもあって、安心して遊ぶことができます。館内と合わせ、計28種類の風呂が楽しめるのです」

温泉
大滝温泉天城荘
 また、朝には、子供を対象に河津七滝の滝巡りツアーや、夜も、女将が館内見学会など、子供を飽きさせない企画がめじろ押しだ。伊豆急行の河津駅からバスで約20分。海水浴場帰りに立ち寄るのもいいかもしれない。

 少し遠出をしてみたい向きには、宮崎県のシーガイアの松林から4年前に湧き出た「松泉宮温泉」がお勧め。中澤氏は「泉質が、ナトリウム―塩化物強塩温泉で、虚弱児童や皮膚病などに効能があります」と指摘する。

 「地下1000メートルの1000万年前の地層から、35度くらいの湯が出ています。当時生息した貝やウニなどの化石を含んだ太古の化石水。少し黄土色の肌に刺激の少ない弱アルカリ性の強食塩泉で、湯ざわりはぬめり感があります。この夏休みは、貸しきり風呂を利用される家族連れが多く、徐々にリピーターが増えているようです。また、県が2年前に開設した3タイプの海水浴場では、さまざまなアトラクションが楽しめる、『冒険ビーチ』がにぎわっています」(広報担当)

 地上154メートルの超高層ホテル「シェラトン・グランデ・リゾート」などの宿泊とセットになったプランもあるが、外来入浴もOK。夏は、水辺で遊びながら、温泉で疲れを癒やすのも良さそうだ。

投稿日: 2008年08月21日

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