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洞口依子「おつかれさま」サザン30年ありがとう
真夏の燃ゆる恋の日も
濡れる浜辺の口づけも
焼けた水着の跡さえも
過ぎ行く夏を思う日は
いつもサザンが
一緒だった
サザンオールスターズ。
今や知らない人がいるのだろうかと思うほどの国民的ロックバンド。デビュー30年を迎えこの夏活動休業宣言。サザンと共に歩んだ30年。
あなたもそう?
私もそうです。
最初に歌番組で観た、上半身裸同然のお兄さん達の気が狂ってるとしか思えないあの演奏。当時中学生だった私のカラダに電流が走る。私はしばらく呆然と言葉を失い自室に籠ってしまったのを覚えている。当時ネットもない時代。彼らが何者かが知りたくてレコード店でシングル盤を買い、音楽雑誌を読みあさる毎日。
覚えたての洋楽に夢中でいたあの頃、日本のロックバンドといえば「チューリップ」しか知らなかった私。
後に「はっぴいえんど」や「フラワートラベリング」などを知るようになるのだが、上に兄姉がいない私に彼らはもの凄い電流を放って私の心を鷲掴みにした。
そう。サザンは私にとって音楽の兄貴なのだ。 彼らの曲を聴いて季節はめぐりめぐる。失恋、挫折、大人の階段を昇る。
いつも一緒だった。
サザンを聴かなかったらラリー・カールトンの魅力も音楽番組におけるDJの重要さも知らずに過ぎていただろう。
そんな少女が女優になりバンドをやるようにもなった。サザンのおかげである。先日、日産スタジアムで私は号泣しながら心の中でありがとうと何度も叫んだ。台風などどこ吹く風。名曲の数々が花火のように艶やかに散り散りに舞う美しい月の輝く夜であった。
30年おつかれさま!
