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「今日は何の日」1996年9月26日「カイワレ」パフォーマンスもス空々しく
1996(平成8)年9月26日、厚生省は「病原性大腸菌O(オー)157」による大阪府堺市の集団食中毒の原因について、最終の調査結果を発表し、「汚染源、汚染経路の特定はできなかったが、総合的に判断すると、原因食材としてカイワレ大根が最も可能性が高い」と結論づけた。
これは同年7月、堺市の学校給食で集団食中毒が発生。菅直人厚相が8月、「断定はできないが、可能性は否定できない」とカイワレ大根が原因になった可能性があると中間発表を行った。
業者は猛反発したが、これをキッカケにスーパーからはカイワレ大根が撤去され、業者は1週間以上にわたって生産を自粛。菌はカイワレからは発見されず、菅厚相は自らカイワレのサラダを食べて“安全宣言”するパフォーマンスを見せたが、この26日の最終発表は、カイワレ犯人説に追い打ちをかけるものとなった。
業者は国を提訴。2003年5月になって、東京高裁は「原因材料と特定できないのに、菅厚相が記者会見で曖昧な内容を公表し、商品の信用を傷つけた」として、国に賠償を命じた。
ぎょうざ、汚染米。食を巡るトラブルと関係官庁のズサンさは、2008年になっても収まるどころか増大の一途だ。
