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競輪取材ノート「地方で見つけた競輪再生のヒント」
夏休みに、大分県豊後高田の「昭和の町」と、鳥取県境港の「水木しげるロード」を訪ねた。
どちらも多くの人を集め、完全に街を復興させた貴重な例となった街だ。
「昭和の町」というのは、昭和30年代に建てられた建物が7割以上あることから昭和にスポットを当て、その町並みを再現した。
まさに昭和にタイムスリップしたように、懐かしさを感じる。
「水木しげるロード」は漫画家・水木しげるの故郷で、漫画の登場人物の妖怪たちのブロンズ像が街のあちこちにあり、その関連商品があちこちで売られている。
通りではスタンプラリーが行われている。
どちらも、これほど賑わう前は、今流行の”シャッター通り”だったのだろうと分かる。
それをまさに再生させた。
賑やかな街になっている。
驚くほど賑わっていた。
そこには見方によると、さまざまなヒントが隠されているように思う。
競輪界は、「競輪場にお客さんが入らない」とよく嘆く。
イベントも同じような内容のものが多く、それを目当てに競輪場に行くということもあまり聞かない。
ただがむしゃらにやるのもいい。
しかし、何でも参考になるものは参考にするのがいい。
売れない、入らないと嘆いているだけでなく、こうした再生のヒントになる街もあり、何ができるのか考えたらどうだろうか。
競輪場が一番賑やかだったのは、それこそ「昭和」のいい時代だったのだから。
同じようなヒントが、そこにはあるような気がする。 (M)

