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ED大解剖・タチの悪い話―(1)精力食品

 「男性機能を高めるには“亜鉛”がいい」。そんな話をよく耳にするが、「最近、タチが悪くて…」という理由でせっせと亜鉛のサプリメントを口にしていたらちょっとおカド違いかも。

 「亜鉛は精子を作るのに大事な栄養素だが、勃起には直接関係ない」と話すのは、男性専門外来の「新宿ウエストクリニック」(東京)の室田英明院長。この手の話は精力満点食材のスッポン、マムシ、うなぎなどでも同じこと。いくら精力はついても先立つものがシッカリしてくれなければ伝家の宝刀も形無しだ。

 「裵(べい)漢方医院」(東京・五番町)の裵正徳院長はこう話す。

 「マムシなど古くから強壮食品として知られるが、昔は食生活が乏しかったからこれらの野生動物を食べて精をつけた。栄養価としては、いま牛肉を食べるのとあまり変わらない」

 ただ、これらの食材はいかにも効きそうな魅惑的な響きを持つ。実はこの性欲を駆り立てる効果が、思いのほかプラスの相乗効果をもたらしてくれるというのだ。

 「EDには心因性が多く、勃起は精神的な影響を非常に受けやすい。効いたような気がすれば、それはそれで効果あり。セックスは脳でするんです」(室田院長)

 では、『夜のお菓子 うなぎパイ』はどうか。製造元の春華堂のホームページには《夜のお菓子とは家族団らんのひとときに召し上がってもらいたいという意味です》となかなかうまいへ理屈が。「食品なので何に効くとはいえないが、パイ7本分に含まれるビタミンAは、うなぎのかば焼き100グラム中の含有量に相当」(同社企画室)。ちなみに発売当初、青だった包装を“まむしドリンク”風に赤・黒・黄色に切り替えたところ売り上げがうなぎ上りになったとか。やっぱり夜のお菓子は役“立つ”!?

投稿日: 2008年09月08日

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