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モンスター・ペイシェントとは…
世にも恐ろしいモンスター・ペアレントなどというドラマはまだやっているだろうか?
が、ここでの話は親ではなくて病院の患者だ。「モンスター・ペイシェント」というのは、病院にイチャモンをつける行動がエスカレートして、それが中には常軌を逸したレベルになってしまうもの。これも怖いぞ。
東京都病院協会が昨年調査したところ、2006年度中、加盟病院のうち133病院で2674件の“身体的な暴力”を受けた病院関係者がいたという。事態を重くみた同協会では先月、病院関係者向け『目で見る 院内暴力対策』という冊子マニュアルを出した。アナタも知らず知らずに“院内暴力患者”になってないか。同マニュアルを参考に自己反省してみよう。
院内暴力の“レベル”はⅠからⅤまでの5段階に分けられる。
「レベルⅠ」…病院関係者に「ばかやろう」「ふざけんじゃない」など暴言やハラスメントを行う。
「レベルⅡ」…「おまえのせいだ」「大声で騒ぐぞ」の脅迫に加えて暴力行為と器物破損。
「レベルⅢ」…叩く・殴る・蹴るなど「精神的傷害を含む1週間以内の治療を要する」傷害。病院側の対応マニュアルとしては「『助けて』と応援を呼ぶ」と「可能な限り警察に通報する」。
「レベルⅣ」…「刃物や器物を用いての暴力」で「治癒までに1週間以上を要する」傷害だ。これに対しては警察への通報を指示している。
「レベルⅤ」…「傷害が原因で生死に関わる暴力」。病院側は「警察に通報し多くの応援者を要請する」「他の患者・職員の安全に留意する」「加害者の通路を遮断する」とほとんど“通り魔”対策だ。
さすがにここまではないだろうが、みんなそうした萌芽は持っている。ゆめゆめモンスターを目覚めさせないように。
