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友川カズキ「競輪三昧(ざんまい)」第45回
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「ケイリンは散漫になってはいけない」と常々、自分に言い聞かせている。
10年くらい前になるだろうか。
それは忘れもしない平塚競輪場で、少しばかり浮いたことに調子に乗り、ビールをガブガブ呑んでしまい、大失敗をしてしまった。
当たり車券は無くしてしまう、専門紙に赤ペンで書いて買ったつもりでいた車券は買っていなくてそれが来たり、散々なことをやらかしてしまった。
それ以来、ケイリンの時は呑まないことに決めている。
ちょっとたしなんで、あとはケイリンを楽しむ、なんて芸当は私には、はなっから無理なことなのである。
58歳にもなって、今さらバランス感覚というようなことでもないだろうが、性格に起因することであるから、『呑んだら打つな、打つなら呑むな』というのがもっぱら正しい。
さて平塚ナイターS級決勝。
初日を見た限りでは吉田、武井、中川は、やはりこのクラスでは目立ったが、準決では中川の脆さが出て、結局、決勝に残ったのは7吉田、1武井と、伏兵の4山賀である。
吉田もピンピンで勝ち上がっており、調子も良さそうだが、私は2段駆けも見込まれる武井から、それぞれ別線の追い込み屋を狙う。
3諸橋も単騎で気にはなるが、初日落車しており、同じ東勢と考えれば、まさか分断するとは考えづらい。
武井から、9室井、諸橋、2有賀の2着。
3着にはそれに6新藤と吉田を加えればOK。
大ギアの山賀が先手を取れない時が波乱で、その時は吉田が逃げているだろうから、有賀を少々。 (歌手・画家、友川カズキ)
