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新作映画「アキレスと亀」

 【こんな話】
eiga20080919_01.jpg 少年・真知寿(吉岡澪皇)は絵を描くのが大好きな小学生。事業の失敗で両親が自殺し、過酷な生活を送るが、心のよりどころはやはり絵だった。青年・真知寿(柳憂怜)は、働きながら美術学校に通い、画家を目指す。恋人・幸子(麻生久美子)が唯一の理解者だった。

 中年・真知寿(ビートたけし)も絵を描き続けるがまったく売れず、妻・幸子(樋口可南子)は愚痴をこぼしながらも共に作業を続ける。

 【データ+ひとこと】
 20日公開、本編1時間59分。これが14作目の北野武監督。前2作よりはシリアス度が増し、一般性のある作品に。監督の手による挿入画も見もの。

映画評論家 野島孝一
 ★★★と半分
 小学生、青年、中年の3部構成だが、小学生編が一番いい。たけし主演の中年編はアナーキーな笑いがあるが、たけしの照れかも。絵がすごい。

映画ライター 佐藤睦雄
 ★★★★
 全編にちりばめられた挿入画に爆笑。芸術を信奉する寓話的精神に感服。無声映画的かつ諧謔的笑いの忍ばせ方に仰天。妻役の樋口可南子が天使に見えた。

本紙 谷内誠
 ★★★
 前2作の北野作品のデキの悪さから、今回は救われた感じ。中年の真知寿は、ビートたけしではない別の俳優に任せてもよかったのでは?


投稿日: 2008年09月27日

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