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新作映画「おろち」

 【こんな話】
eiga20080919_02.jpg 富豪・門前家に暮らす美人姉妹。姉・一草(木村佳乃)は、美人女優の母・葵(木村二役)の再来とされる人気女優となった。妹・理沙(中越典子)は姉に劣らぬ美ぼうだが、姉を支える役回りに徹した。門前家の女は誰よりも美しく生まれるが、29歳を過ぎると顔面が崩壊し、死に至るという。

 その運命に一草はおののく。そこに、不老不死の体を持ち、人の世を渡り歩く美少女・おろち(谷村美月)が家政婦として雇われる。一家の秘密を知ったおろちは、その怨念に巻き込まれていく。

 【データ+ひとこと】
 20日公開、上映時間1時間47分。

 原作は楳図かずおの同名恐怖漫画。ホラーに定評のある鶴田法男監督が楳図ワールドを映像化。

映画評論家 野島孝一
 ★★★
 このような超自然な映画は、一歩間違えると見るに堪えない愚昧なものになりがちだが、木村佳乃の熱演で救われた。美への執念は強烈。
 
映画ライター 佐藤睦雄
 ★★★
 木村&中越の姉妹の諍いがアルドリッチ監督『何がジェーンに起こったか?』級にもっと狂気があれば! おろち役・谷村も含め女優3人の演技合戦、色彩設計が楽しい。

本紙 谷内誠
 ★★
 原作は40年近く前のものながら、古びないのは楳図作品の力。木村、中越の姉妹のぶつかり合いに、谷村の芝居がかすんだ印象。

投稿日: 2008年09月28日

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