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「今日は何の日」1982年10月9日北炭夕張炭鉱、閉山

 1982(昭和57)年10月9日、北炭夕張炭鉱が閉山した。
 前年の10月、93人の犠牲者を出すガス突出事故で経営危機に直面。会社更生法の適用による再建の道を探ってきたが、これを断念、従業員2000人も解雇された。
 この閉山に伴い、北炭グループの中心人物であった萩原吉太郎氏も会長を退いた。

 萩原氏は戦後の石炭ブームの中、北炭の事業を拡張。石炭の斜陽時代に起きた数々の炭坑事故による経営危機を、政界との太いパイプで救ってきた人物。

 日本の石炭産業は昭和40年代になって整理、統合を繰り返し、北炭夕張は質のいい原料炭がとれたため、夕張市復興の切り札と地元から期待された。

 しかし、徹底した合理化の中で、安全面の問題が生じ事故が相次いだ。
 この閉山により、石炭産業の衰退は決定的になり、夕張市は「炭坑から観光へ」路線を変更したが、過大な観光開発で、逆に財政再建団体に転落した。

 今年になって、原油の高騰で、エネルギー政策の見直しが叫ばれたが、二酸化炭素を発生する「石炭」は環境面でネックがあり過ぎ、再び脚光を浴びる可能性は薄い。

投稿日: 2008年10月09日

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