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無理なダイエットより発芽玄米で動脈硬化予防
秋風が吹き食欲が増す時期。メタボリックシンドロームの人は、食べ過ぎると動脈硬化を進めかねないが、食べて動脈硬化を予防できるものをご存じか。そのひとつが発芽玄米だ。
先頃、ファンケルと米ジョージア医科大学の共同研究で、発芽玄米に含まれる新たな成分「発芽米ステロール」が報告された。この成分は、善玉(HDL)コレステロールを活性化させて、悪玉(LDL)コレステロールが酸化して動脈硬化になるのを防ぐという。
「大豆にはコレステロール全体を下げる働きがあります。しかし、発芽米ステロールは、善玉コレステロールがもともと持っている解毒作用を高め、動脈効果を防ぐのが特徴。このような成分は、今のところ他にはありません」と、ファンケル総合研究所発芽米特別研究班グループマネジャーの喜瀬光男さんは説明する。
現在、ラットでの実験効果を得て、日本と米国でこの成分による人への臨床試験を実施中という。では、日常生活で発芽玄米をどのように取り入れれば、動脈硬化予防に役立つのか。
「主食を発芽玄米に変えるのが理想ですが、1日3食のうち、ご飯1杯半前後の量を発芽玄米に変えるだけでも、動脈硬化を予防することができます。それはすでに実験データを得ています」(喜瀬さん)
発芽玄米は、玄米を水に浸してほんの少し発芽させた米。白米とは味や食感が異なるだけに、人によって好みがあるだろう。そのため、全部の主食を発芽玄米にするのではなく、1日の主食の半分でもOKというわけだ。
「最近は、コンビニでも発芽玄米のおにぎりが売られています。外食時に活用されても良いでしょう」(喜瀬さん)
無理なダイエットではなく、食べながら動脈硬化を防いではいかが。
