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「カラダの不思議」秋に蚊に刺されると夏より腫れる?

kenko20081001_01.jpg 涼しくなり、だいぶ過ごしやすくなってきたが、それでもまだ蚊に刺されることはときどきある。
 不思議なのは、夏場に刺されるよりも、季節外れの秋口に刺されるほうが、大きく腫れる気がすること。

 もしかして、蚊は秋になると「最後っぺ」のように、猛威をふるうのか。それとも、季節の変わり目で、人間の体が敏感になって、虫刺されに強く反応するということ? 「かゆみを科学する」、ムヒでおなじみの池田模範堂に聞いてみた。

 「様々な文献を調べたり、研究員で話し合ったりしましたが、秋に虫刺されがひどくなるというのは、ちょっと考えにくいですね」と、研究所の研究員は言う。

 「虫刺されで腫れるのは、体の中でアレルギー反応が起こるからですが、その起こり方には、特に季節によって変化はないと考えられています」

 やはり同じように刺されても、秋のほうが腫れるということはなさそうだ。

 「また、一般的に、虫族は夏よりも秋になるとむしろ弱まってくるはずなので、秋になると強くなるということもないと思います」

 ちなみに、チカイエカなど、種類によっては寒さに強く、越冬する蚊もいるそうだが、基本的に栄養を体内にためこむため、血を要求するわけではないとのこと。では、単なる思い込みなのだろうか。

 「俗説でしょうね。夏に蚊に刺されるのは仕方ないけれど、秋になると納得がいかないという心理的なことはあるかもしれません」

 多くの蚊は一般的に、気温が15度以上になると吸血を始め、25―30度になると、吸血活動が活発化するといわれているらしい。

 いったん涼しくなってから、再び暑さが戻り、忘れた頃に活発になった蚊がチクリ…そんなとき、「秋にはひどく腫れる」と感じるだけなのかも。

投稿日: 2008年10月09日

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