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友川カズキ「競輪三昧(ざんまい)」第47回
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以前にこのコーナーで、競輪場で酒を飲んで大失敗をした話を書いたが、それはホームバンク(川崎、花月園)でもない平塚でのことであったが、なぜか一度も大勝ちしたことがないのに、妙な言い回しだが、非常に分かりやすいバンク、相性も悪くない、と私は思い込んでいる。
しかも、平塚でならそのうち大勝ちするだろう、と大した根拠もないのに確信めいてさえいる。
それはただひとつ、大勝ちは一度もないが、負けということもさしてないからである。
現場でも電投でも何本かは引っかけ、私にとってはいつからか、日本で一番打ち易いバンクになっているのである。
それは、大なり小なり、どこのバンクにも通用する話で、またメンバー構成によっては展開不問ということも多々あるが、3分戦での場合、本命の捲り選手が7番手に置かれると、逃げ選手、中団に居る選手が、勝負に執着を見せる選手の場合、”捲りの本命不発”というケースが他のバンクよりも如実である、ということである。
捲りのスペシャリストが簡単に飛ぶ姿を、平塚で今まで何度見てきたことか!!
しかし、今夜の平塚競輪レインボーカップ・セカンドステージA級決勝は、いかんせん何とも読みづらい。
逃げるのは、ラインの長い上越ラインであることは、誰が見ても明らかではあるが、かと言って有利とも不利とも、はっきりと車券が浮かぶほどの力量の差がないのである。
私は3矢端の2車単で、ここは遊ぶことに決めた。 (歌手・画家、友川カズキ)

