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古代牛乳―タンパク質、カルシウムたっぷり 白い長寿飲料
日本はすごいぞ。政治はダメだけれども、100年間も生きることのできる生命力がすごいのだ。100歳以上が今年も増えて、3万6000人を突破。100年といえば1世紀だよ。病気、事故と危険きわまりない毎日を1日1日積み重ねて100年間。何とすばらしいことではないか。
政府の予測によれば、これからもどんどん増加する。ますます食生活が重要になってくる。老化しない健康体、それを形成するのは食べ物だ。
今年、男性長寿世界一になったのは、宮崎県在住の113歳の方であるが、毎日のように牛乳を飲む習慣を守っているそうだ。
牛乳は白い長寿飲料といってもいいほど、タンパク質やカルシウムなどがたっぷり。日本人が牛乳を飲むようになったのは意外に古い。6世紀に日本にやってきた智聡(ちそう)という中国からの帰化人が、医術書とともに牛乳の薬効や乳牛の飼育法を伝えた。帰化人の間では、牛乳がよく飲用されていたのである。
7世紀に入り智聡の子の福常(ふくじょう)が、孝徳天皇に牛乳を献上した。天皇はその美味にお喜びになり、牛乳は健康に役立つといって、福常に和薬使王の姓をたまわったという。「薬使(くすし)」は医師のことである。
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牛乳紅茶
ゴホン、ゴホン。あっちこっちから咳の聞こえる危険な季節となった。君子は危うきに近寄らず。そこで牛乳ホットドリンク。紅茶を火にかけ牛乳を加えスライスのショウガと砂糖を甘めに混ぜる。熱々にして飲む。ポカポカしてきて体力も回復。カゼの妙薬だからな。
(食文化史研究家・永山久夫)
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