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ストレス「のぼせ」電車内マナーの悪さに激怒

kenko20081007_03.jpg 秋が日に日に深まる中、Nさん(43)は1人上気したようにのぼせている。しかも場所は電車の中。その原因は本文で詳しく説明するが、要はストレスでのぼせてしまったのだ。彼のストレスの元凶は、日本の民度を下げる元凶でもあるのだが―。

 「朝の通勤電車は滅茶苦茶な混み方だからそうでもないけれど、帰りや、昼間に仕事の移動で電車に乗ると、本当にストレスがたまる」と憤慨するNさん。彼をそこまでイライラさせるのは、車内マナーの悪い乗客だ。

 足を投げ出し、ふんぞり返ってマンガ雑誌を眺めるサラリーマン。優先席を占領して大声でばか話に興じる高校生。どうでもいい話を携帯電話に向かってキンキン声を張り上げるOL―。いずれも今に始まったことではないが、積年の我慢が限界を超えたNさんにとって、この光景は耐えられないストレスとなる。その結果、現れる症状が“のぼせ”なのだ。

 「ストレスで交感神経が緊張すると、脈拍が速くなるのでボーっとすることになる」と語るのは、東京都中央区のヨシダクリニック・東京総院長、吉田憲史医師。人によってはのぼせるだけでなく、意識が遠のいたり、吐き気を催すこともあるという。

 特別厳格な家庭に育ったわけではないNさんだが、「こうした状況が当たり前になってしまったことに憤りを感じる」とさらに顔を赤くする。

 彼の考えは正しい。その正しい人間がストレスで上気し、傍若無人な振る舞いの輩が涼しい顔をしているとは、日本も地に落ちたものだ。せめてNさんの不快な症状だけでも解消させたいものだが、対策はあるのだろうか。

 「電車の中となるとなかなかリラックスも難しいとは思いますが、深呼吸をして酸素を取り込むだけでも状況はだいぶ違います」(吉田医師)

 相変わらずヨタ話で盛り上がる高校生を睨みつけながら深呼吸しようとするNさん。しかし、その鋭い視線の先では高校生が大アクビ…。あわれNさん、酸素の摂取量でもばかの後塵を拝してしまった!?

投稿日: 2008年10月14日

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