2008年06月10日
『聖者は口を閉ざす』リチャード・プライス著、石井朗訳
アル・パチーノのシブい演技が冴える映画「シー・オブ・ラブ」の脚本家が書いた小説。2段組550ページと厚く、ずしりと重い。最後まで読み通して、「けっして急がずゆっくりとお読みください」という帯文の意味がよく分かる秀作だ。
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2008年06月09日
「〈ちょいメタ〉のほうが長生き?」高田明和・生島ヒロシ共著
健康に長生きしたいという思いは万人共通のはず。それで、夕刊フジ健康面も含めて、さまざまな情報に当たり、わが身と生活習慣を振り返る…まではいいのだが、混乱するのは、スポットを当てる症状によって医者の言葉もさまざまであること。はなはだしい場合は、「あれをして、あれをするな」と正反対の意見だってある。
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2008年06月08日
伊坂幸太郎さん-読者をハッピーにする“伊坂ワールド”
毎回主な文学賞の候補になっては大賞を逃してきた若手実力派、伊坂幸太郎さんが本屋大賞と山本周五郎賞をダブル受賞した。首相暗殺犯に仕立てられた主人公が巨大な何かから逃げて逃げて逃げ続ける物語『ゴールデンスランバー』。軽快でシリアス。ユーモアあり、ちょっと泣けて温かい。根強いファンを巻き込みふくらみ続ける“伊坂ワールド”の作り方に迫った。
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サラリーマン小説再読「女たちのジハード」篠田節子著(1997年刊
市役所勤めの経歴もある著者が、「結婚」をキーワードに、火災保険会社で働くOLたちを描いた直木賞受賞作。
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『爆笑問題の(笑) お笑い時事解説2007~2008』爆笑問題著
最近の「爆笑問題」の存在感ときたら、画面に出てくるだけで、ある種の「凄味」さえ感じさせる。特に太田光は、明らかに、お笑い芸人の枠を超えた“立ち位置”に入り込みたがっているのがアリアリだ。
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2008年06月07日
『葡萄酒か、さもなくば銃弾を』手嶋龍一著
9・11米中枢テロのとき、画面に出ずっぱりでワシントンからのリポートを送り続けたキャスター氏は、文筆家としても、なかなか優れた腕前を持っているらしい。ケネディ、レーガン、クリントン、キッシンジャー、コール、小泉純一郎、そして小沢一郎…、世界各国の大物政治家たちを、洒脱な文章に“とっておきの情報”をまぶせて斬ってみる。
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『生きるコント』大宮エリーさん-才女の自虐ネタがウケ…
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会社生活をパロディーにしたNHKのバラエティー番組「サラリーマンNEO」で放送作家として注目を集め、映画監督、CMディレクターなどマルチな才能を発揮する大宮エリーさんがエッセー『生きるコント』で作家デビューをはたした。独創的なアイデアで多くの話題作を発表するが、本作ではどこか間抜けで不幸な日常を自虐ネタで笑わせる。天然なのか計算か。才女の素顔をのぞいてみた
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【今週のおすすめ電子書籍】テーマ「雨の日には…」
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●探偵小説五十年*PC、PDA、au、SoftBank、WILLCOMのみ 横溝正史 講談社 (C)横溝正史/講談社
●おいしいパスタ 亀海昌次/森瑶子 PHP研究所 (C)亀海昌次/森瑶子/PHP研究所
●雨の日のイルカたちは*PC、PDA、auのみ 片山恭一 文春ウェブ文庫
●やまない雨はない 妻の死、うつ病、それから…*PC、PDAのみ 倉嶋厚 文藝春秋
●男の日曜日*PCのみ 青木雨彦 新潮社
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2008年06月02日
西村京太郎さん-ものすごく休みたいけど ものすごく書きたい
オリジナル著作500冊の赤川次郎さんに次ぐ、433作目の新刊『びわ湖環状線に死す』を発刊したトラベルミステリーの第一人者、西村京太郎さん。77歳のいまも週5本の連載をこなし、年間10冊以上を刊行する健筆ぶり。書き続ける西村さんのパワーと、40年も難事件を解決してきた分身、十津川警部の“最後の事件”に迫った。
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甲斐崎圭さんと読書―F・フォーサイス、藤沢周平に感嘆
本は大好きです。小学生時代は芥川龍之介の『羅生門』など本格的な作品を意味はわからずに面白がって読んでいました。本好きが高じて、大学生のとき、時代物めいたものを創作、「小説現代」の懸賞小説に応募し、入選したことがあります。
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