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第3回夕刊フジ杯プロリーグ 第1節1回戦 東3局

【西家・手塚紗掬 8巡目】
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 手牌だけならどちらを切っても同じ場合でも、プロは必ず場の状況を見て判断する。
上図は手塚紗掬の実戦譜。もしリーチをかけるなら【一筒】切りがセオリーである。
その場合、他家は【四筒】【七筒】は無スジとなり切りづらい。
だが【四筒】切りリーチだと【一筒】【七筒】はスジになり、無スジよりはるかに切りやすい。

 ゆえにリーチをかけるならより相手を苦しめる【一筒】切りが普通なのだが、手塚は【四筒】切りリーチを選んだ。なぜなら場の状況が非常に特殊だからである。
東家が【白】【二筒】をポンしており、【七筒】を切っている。
手塚から見れば【二筒】は全部見えている。なのに【一筒】は自分の1枚しか見えていない。
東家の【一筒】待ちを警戒して、手塚は【四筒】のほうを切ったのだ。
 この選択が大正解。東家の待ちは【一筒】タンキ。ピンチを回避して見事【六索】でアガリをものにしたのである。
 (文・ケネス徳田 第1期、第2期双竜位)

【手塚紗掬】(てづか・さきく)フリープロ。O型。第1期女流雀王。全国津々浦々の麻雀荘のゲストプロとして活動中。

夕刊フジ杯麻雀女王決定戦
(協力マーチャオグループ)

投稿日: 2008年05月12日

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