第3回夕刊フジ杯アマリーグ 第1節3回戦 東2局1本場
【東家・中山奈々美 6巡目】
長所あれば短所あるもの。
点数的に魅力のあるホンイツだが、他家に看破されやすいという欠点も持つ。
アガリに向かうなら急所の牌だけを鳴くなど、多少の工夫を凝らさなければならない。
上図は中山奈々美の実戦譜。
メンホンでメンツ手・チートイツ、どちらのイーシャンテンでもある。
ポンテンを考えるならチートイツは消えるが【三筒】切りが最も手広い。
チートイツも考えると【九筒】切りという考え方もある。
2つの選択肢から中山は【九筒】を切った。仮にトイツの【西】あるいはアンコの【南】が役牌ならば【三筒】切りでよい。
なぜならどこから仕掛けても3ハンが確定するから。
だが【西】も【南】もオタ風。となると鳴いてホンイツのみという面白くない手になりうる。
それに親が1つでも仕掛けると途端に役牌は警戒される。
それを考慮してチートイツの芽を残したのである。
(文・ケネス徳田 第1期、第2期双竜位)
【中山奈々美】(なかやま・ななみ)
専修大学ネットワーク情報学部在学中。A型。週に6日は麻雀を打つという豪快な女雀士。

