第3回夕刊フジ杯プロリーグ 第2節4回戦 東2局12
【南家・草場とも子】 6巡目
優柔不断は実生活ではトラブルのもと。こと麻雀においても、あまり良いことはない。
決めるならスパっと決めて、その方針に沿ったほうが良い結果になることが多い。
例えば上図の草場とも子の実戦譜。
【四筒】を重ねて5トイツ、つまりチートイツのイーシャンテンになった。
普通なら孤立牌の【八索】を切りたくなる。
【四萬】や【六筒】あたりを引けばメンツ手でもアガリが見込めそうだからである。
だが草場はこの段階で【五萬】切り。メンツ手を見切ってチートイツ一本に決め打ったのだ。
たしかにこの手をメンツ手にするにはだいぶん時間がかかる。それならいっそチートイツに決め打ち、まずは危険など真ん中の牌から払っていったのである。
麻雀では1巡の差が、時には致命的になるということを良く知った打ち方である。
(文・ケネス徳田 第1期、第2期双竜位)
【草場とも子】(くさば・ともこ)麻将連合女流ツアー選手。A型。福岡県出身。『なすびい松戸店』常勤。
夕刊フジ杯麻雀女王決定戦
(協力・マーチャオグループ)

