第3回夕刊フジ杯プロリーグ第2節4回戦
【南家・上田唯】7巡目
同じ選択でも人によってはたどりつくまでの過程、もしくは判断材料に差があるもの。麻雀でも人によって同じ打牌を選んだかに見えるが、実は考え方に差があることが多い。
例えば上図は上田唯の実戦譜。
どちらかのリャンメンターツを落とすか、あるいはドラ受けのカンチャンを外すかである。
一見高くなるのはカンチャンを残して、イーペーコー・ドラ2を狙うこと。
だが、上田はリャンメン2つを残して打【二筒】とした。
単純にテンパイ効率だけを考えればリャンメン2つを残すのは当然。
だがその場合は、危険度を考えて内側からの【四筒】を外すもの。
【二筒】から切ったのは次巡の【一筒】引きを想定してのこと。
その場合【四筒】を2枚切れば…純チャンになるからである。
手を崩さず手役の可能性を残すのは誰にでもできることではない。
(文・ケネス徳田 第1期、第2期双竜位)
【上田唯】(うえだ・ゆい日本プロ麻雀協会。O型。愛媛県出身。
大阪と東京を行き来する現在売り出し中の女流プロ。雀荘マーチャオグループの看板娘。
夕刊フジ杯麻雀女王決定戦
(協力・マーチャオグループ)
