第3回夕刊フジ杯プロリーグ 第2節5回戦 南4局
【南家・成瀬朱美】5巡目
目先の半両か、それとも2歩先の2両か。麻雀でもそういう選択に迫られることが多い。例えば上図、成瀬朱美の実戦譜。現在オーラスの3着目。2着まではわずか 200点差、トップとは4900点差である。とにかくアガれば2着に浮上するが、少し頑張ればトップに届く位置なのである。
例えば上図、成瀬朱美の実戦譜。現在オーラスの3着目。2着まではわずか 200点差、トップとは4900点差である。
とにかくアガれば2着に浮上するが、少し頑張ればトップに届く位置なのである。
そして序盤に出た【中】は2枚とも鳴いていない。つまり1000点でアガることを拒否したわけである。そこでツモ【九萬】で【中】を落としていった。
チートイツのイーシャンテンでもあるが、トップを取るにはツモか裏ドラという不確定な条件が必要となる。
それならば同じツモ条件でも、リャンメン待ちになるピンフ手を狙ったほうが効率的であると言える。
目先の2着よりもトップ狙いの姿勢を貫いた手筋である。
(文・ケネス徳田 第1期、第2期双竜位)
【成瀬朱美】 (なるせ・あけみ)日本プロ麻雀協会。AB型。第2期夕刊フジ杯麻雀女王決定戦プロリーグ1位、決定戦優勝で初タイトルを手にする。
夕刊フジ杯麻雀女王決定戦
(協力・マーチャオグループ)

